滝を見に・・・・・キノコで終了。
シーズンも終盤になってきたので、まだ見てない滝を目指すことに、
地図にて距離を確認です、入渓点から4kmはあるでしょうか、標高850mぐらいか。
こんな感じで、1/25000の地図で確認です、登山では1/50000の地図で十分だが、沢は1/25000の地図のほうが使いやすい。
地名がありますので飴を置いています。
入渓点はこんな様子です。
渇水です、今回は滝を見ることが目的ですので、いそうなポイントのみ、フライを入れていきます。
食いが渋いですが、こんなのが出てくれます。
沢幅の狭くなり登りも急になってきました、やっと滝に到着です。
遡行、7時間、結構登ってきました。
でも、ガッカリ、イメージしていた滝と違います。写真では分かりづらいですが、落差1.5m程度です。
この上もありそうなので、滝の左側を超えることに。
なんと上のほうがコンディションがいいです。
沢幅は極端に狭いが、水量もあり石は苔むしています。
こんなのが出てくれます。
ヒレピンのイワナです。
このあたりが、この沢の源流部でしょう。
滝から1時間ほど登り、この上は平たんですが、藪になってしまいました、ここで遡行終了です。
入渓してから8時間経っていました。入渓地点についたのは午後4時でした。
遡行8時間、下り2時間15分・・・・・疲れました。
車に戻り、次の目的地に移動です。
ビールの旨いこと、大分疲れていたので、午後7時には就寝です、次の朝、6時まで熟睡でした。
2日間はのんびりです、この川もやっぱり渇水です、
チビヤマメが出てくれました、それにしても、水量が少なすぎて釣りになりません。
そうそうと切り上げ、別の場所に移動です。
この堰堤の上に行くことに。
こんな獣道を降りていきます。
全景はこんな感じです(おじさんが映っています)
堰堤の上も渇水です、
でもこの沢は、この上がポイント、渇水時期でないと釣りになりません。
見てくださいこの水量、ちょうどよいです。
プールの連続です。
出るイワナの型は、これくらいのが多いです。
でもこの渓相が続くのは、一区間です、登りきるとまたこの渓相に戻ります。
ここが源流部で、途中流れがなくなり、水無川になってしまいます。
ここで二日間の釣りは終了です。
先ほどのおじさんですが、キノコ採りの方でした、駐車スペースについたとき、秋田ナンバーの軽自動車が止まっていました、山菜採りですか?などと質問しても、あまり多くを語りません、颯爽と藪の中に消えていきました。
私も釣り終えて、下ってきたとき、写真を撮っていたら、不意に藪から出てきたときは「びっくり」でした。写真を撮る了解を得て、写真を撮らせてもらうことに。
車まで戻り、話しかけてみました、「キノコ採りですか?」、「ん~」そっけないような返事と同時に採ったキノコを見せてくれました、「何というキノコですか?」 「トンビタケだ、持っていって食え」、一株頂きました。
この時初めて笑ってくれました、日焼けしたくしゃくしゃ顔が人懐っこそうです。 「どうやって食えばいいんですか?」 「煮て食え」 こんなやり取りです。
無口でも人の好さそうな笑い顔のおじさん、否 お爺さんでした。
「トンビタケ」初めて聞くキノコでした。ネットで調べてみると、マイタケの仲間で、「マイタケはミズナラなどに生えるが」「トンビタケはブナに生えるそうです」、標高が高いブナ林に生えるそうです。山形、秋田で食されているようですが、岩手ではあまり食べないそうです。香りは、マイタケよりもきつく、秋田の相場では100g、1000~2000で取引されるという、「知られざる秋田の珍重キノコ」らしい。300gほどいただいたので、結構な価格ですね。
台所にいい香りが漂っています、明日食べますか。
こんなキノコです。
それにしても、腹減った、朝から何も食べていません。
道具を片付けて、カップ麺を食って、帰りますか・・・・・・。
この時期は、フィッシングベストではなく、胸に大きなポケットのあるベストを使っています。
でも二日目は寒いくらいでした。
今回、釣果は「二日間で41、まあまあです」、それ以上に地元の人の暖かさに触れたことが「心に残る遠出」でした。
スポンサーサイト